Rawケーキ(塩バニラ)
グルテンフリーのRawケーキ(塩バニラ)のご紹介です。マクロビオティックを実践している方や、ヴィーガンの方も安心して美味しく食べられますよ~。
前回ご紹介したRawケーキ(イチゴ)の別味です。
今回ご紹介するのは、「Rawケーキ(塩バニラ)」です。
前回ご紹介した「Rawケーキ(イチゴ)」の別味で、福岡県にある『サンテカフェまる』 さんが製造されているものです。私は前回同様『ボンラスパイユ』 という自然食品のお店で、冷凍状態のものを購入しました。価格は税込で514円でした。
前回と同じ説明になりますが、こちらの商品はグルテンフリーなので、小麦粉が入っていないことはもちろんですが、卵、動物性油、白砂糖も使用していないため、マクロビオティックを実践している方も食べることができます。さらに、ヴィーガンにも対応しているので、幅広い方が食べることができるスイーツになっています。
添加物を使用していないので、食品添加物にアレルギーを起こす私ももちろん食べることができます。
特筆したいのは、この『サンテカフェまる』さんでは、厨房内に小麦粉・卵・乳製品・動物性食品は置いていない状態で商品の製造を行っていることです。
一般的に販売されている食品では、原材料にはアレルギー物質は含まれていないけれど、「同じ工場内で〇〇を使用した商品を製造しております」とう表記があるものがとても多いのですが、ここまで徹底した環境で製造を行ってもらえると、アレルギー持ちとしては本当に安心して食べることができます。
特定原材料7品目についても厨房内には置いていないそうです。特定原材料に準ずるもの20品目については、厨房内に置いてあるものもあるそうですので、詳しくは『サンテカフェまるさんのオンラインショップ』 の商品説明などを確認してみてくださいね。
原材料は【カシューナッツ、アーモンド、くるみ、オーガニックアガペシロップ、オーガニックココナッツオイル、オーガニックメープルシロップ、オーガニックココナッツバター、オーガニックルクマパウダー、オーガニックバニラエクストラクト、塩(またいちの塩)(一部にアーモンド、くるみを含む)】
幅広い方が食べられるスイーツではありますが、食品アレルギーを持っている方は自身のアレルギー物質が含まれていないか、上記の原材料表記をしっかりと確認してから食べるようにしてくださいね。
ちなみに、「オーガニックルクマパウダー」とは何ぞや?と思われる方もいらっしゃると思うので、調べてみましたよ。
これは、アンデス地域(主にペルー)で栽培されている「ルクマ」という果物をパウダー状に加工したもののようです。この「ルクマ」という植物について、英語版のWikipediaに詳しく説明が記載されているので、興味のある方は読んでみてください。私はブラウザのページ翻訳機能を使用して読みましたが、とてもわかりやすかったですよ~。
Wikipedia(英語版)「Pouteria lucuma(ルクマ)」
「ルクマ」はメープルに似たまったりとした甘さがあるそうなので、甘味料やフレーバーとしても優秀なようです。さらに、乳化剤のような作用もあるそうなので、スムージーやムースなどに入れるとなめらかになるみたいです。今回ご紹介した「Rawケーキ(塩バニラ)」には、主に乳化剤としての作用を期待して使用されたのかもしれませんね。そのおかげか、食感はとてもなめらかでしたよ~。
原材料を見るだけでも、このように新しい発見があったりしますよね。「ルクマパウダー」は、家庭でも無添加でお菓子作りをする際の強い味方になりそうですね。
ではでは、食べた感想を書いていきたいと思います。
このカップ入りケーキは、クラッシュナッツ層と塩バニラクリーム層の2層になっています。
クラッシュナッツ層は、前回ご紹介した「Rawケーキ(イチゴ)」と同じもので、外側から見るとスポンジに見える部分です。その上の塩バニラクリーム層は、なめらかな口当たりのクリームで、ムースとクリームの間のような固さです。クリーム好きにはたまらない食べごたえで、塩バニラ味がさらにリッチ感を出します。
以下の画像のように、ナッツとソースのデコレーションがおしゃれな一品。
この記事を書いている2021年7月現在では、前回の記事同様、オンラインショップにてこのカップ入りの「Rawケーキ(塩バニラ)」は販売されていないようですが、カップ入りのケーキは販売店への卸用なのかもしれません。オンラインショップでは、ホールケーキも販売されているので、お祝いや自分へのご褒美などに注文するのも良さそうですよ~。
私が今回この「Rawケーキ(塩バニラ)」を購入したのはボンラスパイユ吉祥寺店ですが、ボンラスパイユの中にはケーキを販売していない店舗もあるので、お買い物の際には電話で確認をすると確実だと思います。せっかくお店まで行ったのに販売されていなかったときは、かなり落ち込みますよね・・・。
この商品で気になった点も前回の記事と同様です。容器のプラスチックカップに貼ってあるシールがきれいに剥がれないことが少し気になりました。冷凍で輸送されるせいもあると思うのですが、割とビッチリとシールが粘着していて、慎重に剝がしても白くボソボソとしたシールの残骸が残ります。スイーツとしての見た目がとてもきれいなので、記事で使用した写真を撮る際にもシールの跡だけが残念でした。
なので、手土産や来客対応には不向きですが、家族や仲間内で食べるぶんには差し障りないと思います。
今回ご紹介した「Rawケーキ(塩バニラ)」、ヴィーガンスイーツとは思えないリッチ感で、クリームを味わいたい方にオススメです。店頭で見かけた際には、ぜひ買って食べてみてくださいね~。