種から育てるミニ盆栽(1)
種から育てるミニ盆栽シリーズが始まりますよ!
第1回は「休眠中の種を起こす準備をする」です。
先日、園芸用品店に行った際に興味を引かれるものを発見しましたよ。
パッケージがとても小さい、その名も「豆盆栽」。
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この「豆盆栽」、店内を歩いている時にたまたま見つけたのですが、こんなに小さいのに本当に盆栽が育つのか!?という驚きと好奇心で購入してみました。価格はたしか700円しないくらいのお手頃価格。
店舗で販売していた豆盆栽の種類は「赤松」「黒松」「紅葉(もみじ)」「五色唐辛子」の4つで、私は「紅葉(もみじ)」を購入しましたよ。
パッケージにも「紅葉(もみじ)は難易度が高い」と書いてあったものの、秋に家の中で紅葉(こうよう)を楽しめたら素敵じゃないか・・・と思いまして。
しかししかし、帰宅して説明書を読むまでは「難易度が高い」という記載をナメていたことに気付きました・・・。
なんかもう、べらぼうにレベル高そう!今年の秋に紅葉を楽しむのは無理そう!
ひとまず中身のご紹介。
小さい焼き物の鉢(直径3cmくらい)、ふくらむ土、種、説明書が入っています。
いよいよ育成が始まるのだ・・・という気持ちが高まったけど、先走って土を開封する前に説明書を読んで正解。
どうやら種は「休眠状態」にあるらしく、まずは種を起こす準備をしなくてはならないらしい。種を・・・起こす?
『冬に眠っていた植物は、春になると芽吹き出す。』
要はこれをやりたいわけですな。
というわけで、まずは種を冬の環境に置く必要がある。よりによって現在は夏真っ盛り。
説明書には「冷蔵庫に1~3か月種を置く」とある。そして「種まきの時期が真冬と真夏にならないように逆算すべし」と書いてある。
そんなわけで、私は7月に種を冷蔵庫に入れたので、気温的に出すのは10月くらいが良いかな~・・・と考えています。
ちなみに、この種を冷蔵庫に入れる作業が必要なのは、豆盆栽では「紅葉(もみじ)」だけのようですよ。
同シリーズの「五色唐辛子」は種を冷蔵庫に入れる必要もなく、発芽まで7~14日程度のようなので、早く成長を楽しみたい方はこちらがおすすめ。
説明書には「発芽に1~2年かかる場合もある」という恐ろしい文言も書かれていますが、難易度の高い紅葉(もみじ)を選んだ以上は仕方あるまい!気長に待つことにします。
最近は休眠状態だったねこじたナチュラルで始まった「種から育てるミニ盆栽」シリーズ、次の更新は冷蔵庫から種を取り出す予定の10月頃かな~と思います。
種の目覚めも当サイトも恐ろしくスローペースで進んでいきますので、みなさまもゆる~く気長にお付き合いくださいませ。